##### UNIX講座 #####

〜vi・初級編〜

HoreDoreの「 これであなたもviマスター!! 」

 第7回 

vi山に植樹をしよう!
〜行の挿入〜

 前回は、木の伐採の方法を勉強しましたね。
 しかし伐採ばかりでは、vi山はハゲ山になってしまいます。
 そこで今回は、植樹、苗木を植える方法を勉強しましょう。その苗木を大きくするのも、切り倒してしまうのもあなた次第です。

 植樹(行を挿入)するためのスコップはアルファベット1文字です。

 「オー

 を入力することで、行なうことができます。

 ここで注意することがあります。
 それは「小文字」を使うのか、「大文字」を使うのかです。
 違いは、「小文字のオー o」はカーソルのある行のに1行開けて植樹(文字入力)するスコップです。
 逆に「大文字のオー O」はカーソルのある行のに1行開けて文字入力するためのスコップです。

 つまり、カーソル行の後の行か、または前の行との間に空行を開けて、文字を入力していく方法です。
 この方法を使うことで、簡単に行を増やし文字を入力することができるわけです。

 この「オー」も文字入力の道具の一つです。
 第4回で勉強したことを思い出してください。スコップは使ったら必ず片付けなければいけませんでしたね。片付け方は「[ESC]」でした。
 植樹用のスコップも仕事(文字入力)が終わったら必ず片付けなければいけません。
 片付ける方法は、「[ESC]」を押すことです。絶対、忘れないでください。

 今回の道具は使用に際して注意することはありません。
 増やしすぎたら、「dd」で伐採すれば良いのですから。(第6回)
 ただし、植樹の最後に「[ESC]」を忘れないように。

 それでは、次回は、草花の植え換えでもしましょうか。


 ではでは。(^_^)/

ゆっくりと緩やかな坂を登るか、急な険しい崖を登って行くかは、これを読んでいるあなたしだいです。

UNIXについては本講座でも最低限の事は説明致しますが、さらに詳しく知りたい方は、UNIXの専門書を読むことをお勧め致します。

第7回 「 vi山に植樹をしよう! 〜行の挿入〜 」     
    を お送りいたしました。
次回は 「 vi山の草花の植え換え?! 〜文字の置き換え〜 」
    を 予定しております。 

Narrator :  Hore Dore  
Presented by BAY'S HOUSE
(( yoshioka@nit.ac.jp )) -@=@-

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