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活動紹介ACTIVITIES

2018.12.19 地域の方々を招待して町家の改修をテーマとした設計課題の講評会を行いました

2018住空間の設計2講評
写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。

2年生の設計製図「住空間の設計Ⅱ」では、杉戸宿にある古い町屋である「渡辺金物店」の改修をテーマとしています。
単なる町屋の改修ではなく、杉戸宿がどう変わるのか?などを考えて、「まち」と「いえ」をつなぐことを意識して取り組んできました。
12月19日は、杉戸宿の再生に深く関わっている町民の方々を多数お招きして、ポスタープレゼンテーション形式での講評会を開催しました。学生は、時分のポスターと模型の前に立って、来賓の方々に一生懸命説明をしていました。繰り返し説明することで、徐々にうまく説明できるようになっていました。

2018.11.7 漆喰塗りのワークショップを開催しました

2018左官WS
写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。

「住空間の設計II」を履修している2年生を対象として、漆喰塗りのワークショップを開催しました。
ゲスト講師として、壁塗りピエロの大森基伊(おおもりもとよし)氏をお招きしました。大森氏は、ホタテの貝灰を漆喰の原料としている「ホタテ漆喰」を深く追求している職人さんです。
各々が300角のボードに、オリジナルの漆喰を表現しました。
漆喰の奥深さ・魅力を存分に体験することができました。

2018.10.28 勝木研究室が協力している宮代町東粂原地区の行事、「まちをアルバムにする」の最終展示会が行われました

2018まちをアルバムにする
写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。

「まちをアルバムにする〜まちの小さな写真展」はご家庭のアルバムの写真をスキャンさせていただき、印刷・複製したものを集会所などに展示する取り組みです。
 宮代町コミュニティセンター進修館のコーディネートにより4年前から実施され、今年は東粂原地区を対象として同地区自治会の主催で行われました。
 情報メディア工学科の石原研究室と建築学科生活環境デザインコースの勝木研究室が協力しています。

 学生は写真をスキャンさせていただく際、地域の方々から写真にまつわるエピソードや少し昔の暮らしについて、たくさんお話しを伺いました。
 9月17日(月)に開催された「敬老会」で展示のお披露目を行い、10月28日(日)の最終展示で締めくくりました。最終展示では地域の方々に楽しんでいただけるように等身大パネルも用意しました。写真から人物が飛び出してきたような感覚や、当時の時間が甦ったような感覚を与え、会話を弾ませるのに一役買っていました。

 地域の方々が思い出を語り合ったり、世代間で記憶を継承する機会にもなったと思われます。学生たちは地域の暮らしや歴史について学ぶ貴重な機会をいただきました。

2018.10.25 神楽殿(加須市)の茅葺屋根替え工事にあたり、くろつ研究室の学生たちが基礎調査を担当しました

2018黒津研茅葺調査
写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。

くろつ研究室では玉敷神社神楽殿(加須市)の実測調査を担当しています。
祝祭空間の架構や茅葺き屋根の技術を学生と共に学んでいます。
2018年9月中旬、傷んでいた茅屋根の葺替え工事が完了し、12月1日には神楽(国指定重要民俗文化財)が修復なった舞台で舞われる予定です。

2018.10.23 活動紹介の掲載を再開いたします

2018掲載再開

しばらく更新しておらず申し訳ございませんでした。
そろそろ再開いたします。

工学部生活環境デザイン学科および建築学部建築学科生活環境デザインコースの活動のようすを随時アップしていきますので、よろしくお願いいたします。

以下、少し前の情報ですが、生活環境デザイン学科(コース)のようすをご覧ください。

2015.8.7 樋口准教授がフィリピン共和国セブ州のSan Jose-Recoletos大学で、河川における水質検査の演習と環境共生についての講義を行いました

2015セブ島樋口先生講義
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2015年8月7日に、埼玉・セブものづくり人材育成事業の一環として、本学科の樋口准教授がフィリピン共和国セブ州にあるSan Jose-Recoletos大学で講義を行いました。

当事業は、ものづくりの人材育成が大きなテーマであり、これからのものづくりは、ますます環境に配慮しなければならないということを伝えるために、樋口准教授が環境についての講義を行うために、セブへ派遣されました。
テーマは、「身の回りの環境を知り、これからどのように行動するか」です。

2014年、2015年の2回、セブを訪問し、San Jose-Recoletos大学の学生の協力のもと、Guadalupe川とMahiga川の上流・中流・下流の水と、飲料用にも使用している井戸の水を採取しました。どちらの川も、プラスチックごみが大量に投棄されており、排水が未処理のまま放流されているため、悪臭が漂っていました。
簡易的な水質検査を行い、講義の中で調査結果を報告しました。水質検査にはパックテストと呼ばれる簡易的な水質検査キットを用いて、実習形式で行いました。
結果は、とても厳しく、CODは100を超えており、アンモニウム態窒素も20ppm以上となっていました。排水の汚染は、井戸水にも影響を及ぼしており、井戸水からは硝酸態窒素の値がとても高くなっていました。
講義の中で、現実を目の当たりにした学生達は、みんなショックを受けていました。しかし、どうすれば元通りの川に戻るのか?真剣に話し合っていました。
参加してくれた学生一人一人にとって、大きな一歩になってほしいと願っています。

2015.4.12 岡部彰寛君が卒業設計コンクール展で最優秀賞を受賞しました

2015埼玉卒業設計コンクール
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4月11日〜15日に埼玉会館(浦和)で開催された「第15回卒業設計コンクール展」にて、生活環境デザイン学科2014年度卒業生の岡部彰寛君の作品が最優秀賞と埼玉賞を受賞しました。
さらに、建築学科の原昇吾君が特別審査員賞と総合資格学院賞を受賞しました。

「広がる日常・つながる団地 −小渕団地と周辺環境の共生−」と題した岡部君の卒業設計は、春日部市の小渕団地を対象として、団地と住宅の間にある空間的な境界を取り除いて、住人たちが居間や書斎、キッチン、お風呂といった日常の場所を拡張してシェアする共用施設を計画したものです。

昨年度の橋本温子さんに続き、2年連続で本学生活環境デザイン学科の卒業設計が最優秀賞に選ばれました。


【卒業設計コンクール展】
(社)埼玉建築設計監理協会の建築系学生奨励事業として、毎年実施されています。新しい世紀の第一線で活躍が期待される建築系学生の能力向上、育成を図ることを目的としており、各大学から選出された卒業設計が集まり、審査により各賞が決定します。
参加大学:工学院大学・埼玉大学・芝浦工業大学・東京藝術大学・東京電機大学・東京理科大学・東洋大学・日本工業大学・日本大学・武蔵野美術大学・ものつくり大学(50音順)

2015.4.6-4.7 新入生が一泊二日のフレッシュマンキャンプを行いました



新入生と教員および上級生有志で4月6日〜7日に1泊2日のフレッシュマンキャンプを行いました。
今年のキャンプは昨年に引き続き「地域と協働し自然環境とともにある福祉の空間を考えよう」というテーマのもと、千葉県香取市の佐原の町並み、高齢者介護施設「多古新町ハウス」、就労継続支援施設「恋する豚研究所」を訪れました。
佐原では川沿い・街道沿いに残る重要伝統的建造物群保存地区を散策し、かつての町並みに残された文化と、それを保存し魅力を再生する新しいデザインなどを見学しました。
多古新町ハウスでは、商店街をはじめとする周辺地域を散策しながら、まちの中に「教室」を探し出すワークショップをおこないました。地元の方々に話しかけて地域の歴史や産業・文化を知り、地域に根ざした生活空間のあり方を考えるきっかけになりました。
恋する豚研究所では、薪割りや焼き芋づくりを体験し、分担して昼食の準備を行って「恋する豚」と地元の野菜のしゃぶしゃぶを調理して食べました。また、近くの道の駅でスイートポテト作りを体験したり、神社や廃校をめぐり、近くの眞浄寺で住職のお話を聞いたりなど、充実した一日を過ごしました。高齢化による農業や林業といった地方が抱える問題に触れ、福祉の仕事やデザインの役割を考えさせられる貴重な機会を大学生活のスタートに得ることができました。
社会福祉法人福祉楽団、多古町商店街、(株)恋する豚研究所をはじめお世話になった皆様、ありがとうございました。
2014年度の活動紹介はこちらをクリック

バナースペース

日本工業大学
建築学科 生活環境デザインコース

〒345-8501
埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1

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