Timber Engineering Lab.
      

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概要


日本工業大学 木質構造研究室(那須研究室)

Engineering WoodのR&Dを行っている。

欧州に興味ある人は是非、建築棟 W10-504へ!

研究室紹介 JTE Vol.27 No.5 2014.09

研究紹介 2017.08

研究テーマの概要 2014.03

履歴


2011年4月 発足

研究テーマ


木造住宅の構造性能向上およびその維持に関連する研究、木造によるスケルトン躯体や中高層建築、新しい木造・木質構造の可能性を広げる研究

研究概要


木造制振、木造耐力壁の劣化抑制に関する研究、CLT(クロスラミネーテッドティンバー)の活用に資する研究開発、中高層木造建築

主な共同研究組織


Lureå工科大学(スウェーデン) Luleå tekniska universitet

スウェーデン王国SP技術研究所 SP Technical Research Institute of Sweden

京都大学 防災研究所(川瀬・松島研究室) Kyoto University Disaster prevention research institute (Kawase and Matushima Laboratory)

About me


那須 秀行 Hideyuki Nasu

研究業績



学歴


昭和63年03月 明治大学 工学部建築学科 卒業

平成02年03月 明治大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 博士前期課程 修了

平成17年03月 明治大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 博士後期課程 修了

学 位


平成02年03月 工学修士(明治大学 )(明治大学 工第99号)
 論文題目「枠組壁工法における床ダイヤフラムの面内せん断挙動に関する研究」

平成17年03月 博士(工学)(明治大学 理工第127号)
 論文題目「木造軸組住宅における構造合理化に関する研究」

職 歴


平成02年04月 旭化成工業株式会社 住宅事業本部(至平成12年11月)

平成12年12月 住友林業株式会社 技術生産部 課長代理(至平成15年03月)

平成15年04月 住友林業株式会社 筑波研究所 主任研究員(至平成17年03月)

平成17年04月 住友林業株式会社 経営企画部 マネージャー(至平成18年03月)

平成18年04月 住友林業株式会社 技術部 エキスパート(至平成19年03月)

平成19年04月 スウェーデン王立SP技術研究所 プロジェクトマネージャー(至平成21年10月)

平成21年10月 住友林業株式会社 技術部 次長(至平成23年03月)

平成23年04月 日本工業大学 建築学科 准教授(至平成24年09月)

平成24年10月 日本工業大学 建築学科 教授(至現在)

学会および社会における活動(委員会)


平成12年04月 日本建築学会 木質構造の新しい耐震設計の考え方資料WG 委員(至平成13年11月)

平成12年04月 日本建築学会 木質系耐力壁形式構造物の挙動分析WG 幹事(至平成14年03月)

平成13年04月 公共建築協会/国交省 木造共通仕様書改訂委員会 委員(至平成16年03月)

平成14年04月 日本建築学会 木質構造接合部規準改定小委員会 委員(至平成16年03月)

平成14年04月 日本建築学会 木質系耐力壁形式構造小委員会 委員(至平成16年03月)

平成15年04月 日本建築学会 論文査読委員(至現在)

平成16年04月 日本建築学会 木質構造教育プログラム策定小委員会 第一期 幹事(至平成19年03月)

平成17年04月 オーストラリア連邦政府 産業科学機構への技術協力(至平成18年03月)

平成17年04月 日本建築学会 教材委員会Web教材開発WG 委員(至平成19年03月)

平成18年01月 イタリア政府プロジェクト イタリア式木造3階建実大振動台実験 研究協力委員(至平成19年07月)

平成19年04月 日本建築学会 木質構造教育プログラム策定小委員会 第二期 幹事(至平成21年03月)

平成23年06月 CLT振動台実験TG委員会 委員(至平成24年04月)

平成23年07月 日本建築学会新刊「木質系耐力壁形式構造Q&A」への論文引用許諾(日本建築学会構造系論文集第586号pp.139‐146)

平成23年08月 国交省建築研究所 木材の利用促進に資する中層・大規模木造建築物の設計・評価法の開発試設計WG 委員(至平成26年03月)

平成23年10月 日本木材学会 男女共同参画委員会 委員(平成25年09月)

平成24年04月 日本建築学会 大規模木質構造小委員会 委員(至平成27年03月)

平成24年08月 木を活かす建築推進協議会 CLT構造検討TG委員会委員(平成25年07月)

平成25年07月 木を活かす建築推進協議会 CLTを用いた木質構造の設計法に関する検討委員会委員(至平成26年03月)

平成25年11月 木を活かす建築推進協議会 CLTを用いた木質構造の設計法に関する検討委員会幹事会 委員(至平成26年03月)

平成26年04月 CLTを用いた木造建築規準の高度化促進事業 検討委員会 振動台実験実施WG 委員(至平成27年03月)

平成27年04月 林野庁補正事業 日本CLT協会「現し・接合部」委員会 委員(至平成28年03月)

平成28年01月 ICTB(INTERNATIONAL CONFERENCR ON TIMMBER BRIDGES)2017 International Scientific Committee(至現在)

平成28年10月 建築研究所 外乱影響による構造躯体安全性能評価手法の調査に関する研究会 委員(至現在)

平成29年01月 林野庁事業 CLT等接合部データ収集・分析検討委員会 委員(至現在)

平成29年01月 林野庁事業 現し・燃えしろ設計用接合法検討小委員会 委員(至現在)

平成29年03月 スウェーデン政府(在日スウェーデン大使館)科学・イノベーション部への木造建築に関する学識協力(至現在)

受賞履歴


2011年度グッドデザイン賞 共同研究「ビッグフレーム構法」
 開発により、15件の特許を取得

競争的資金の獲得


・研究代表
 平成 24 年度 科学研究費助成事業 学術研究助成基金助成金
 基盤研究(C)JSPS 科研費(課題番号 24560696)
 「木材繊維方向の組合わせにより節合部剛性・強度および靭性を確保し制御する研究」
 研究期間:H24年4月~H27年3月

・研究代表
 平成 26 年度 京都大学防災研究所 共同研究
 一般共同研究(課題番号 26G-10)
 「制振素材による木造住宅の耐力劣化抑制に関する研究」
 研究期間:H26年4月~H28年3月

・研究代表
 平成 26 年度 京都大学生存圏研究所 共同研究
 木質材料実験棟共同利用研究(課題番号 26WM-15)
 「制振素材による木造住宅の耐力劣化抑制に関する研究」
 研究期間:H26年9月~H27年3月

・研究代表
 平成 27 年度 京都大学生存圏研究所 共同研究
 木質材料実験棟共同利用研究(課題番号 27WM-18)
 「制振素材による木造住宅の耐力劣化抑制に関する研究」
 研究期間:H27年4月~H28年3月

・研究代表
 平成 28 年度 京都大学生存圏研究所 共同研究
 木質材料実験棟共同利用研究(課題番号 28WM-10)
 「テープ状制振素材又は塗布状制振素材による木造制振耐力壁の効果に関する研究」
 研究期間:H28年4月~H29年3月

・研究代表
 平成 29 年度 京都大学生存圏研究所 共同研究
 木質材料実験棟共同利用研究(課題番号 29WM-07)
 「制振素材の劣化を想定した木造制振耐力壁の効果に関する研究」
 研究期間:H29年4月~H30年3月

・研究代表
 平成 29 年度 科学研究費助成事業 学術研究助成基金助成金
 基礎研究(C)JSPS科研費(課題番号17K06653)
 「塗布状制振素材及びテープ状制振素材による木造制振耐力壁の開発と実棟3次元挙動解析」
 研究期間:H29年4月~H32年3月

社会における教育に関する活動(講演等)


・明治大学 理工学部 建築学科 海外木質構造の現状と展望(平成25年5月)

・明治大学 建築シンポジウム2011「建築は明治!! 明大の建築教育とキャリア・デザイン・プロダクト」(平成23年11月)
 講演「スウェーデンと日本の木質構造技術コラボレーション」

・明治大学 建築シンポジウム2009「建築構造の未来と課題」(平成21年11月)
 講演「スウェーデンと日本の木質構造技術コラボレーション」

・日本大使館 & ウィーン工科大学 日墺交流140周年記念展 講演(オーストリア)(平成21年10月)
 題目「Development of multi-storey post and beam structure for Japan and Europe」

・スウェーデン建築家協会(スウェーデン)講演(平成21年10月)
 題目「Japanese innovative wooden building in Skellefteå」

・Stockholm 日本人会(スウェーデン)講演(平成21年10月)
 題目「Japanese innovative wooden building in Skellefteå」

・NHK 番組 協力/出演 (平成21年6月)
 SAVE THE FUTURE 科学者ライブ グリーンテクノロジーで未来を救え
 スウェーデンと日本の共同研究開発プロジェクトを番組中で解説
    https://www.youtube.com/watch?v=qapA1Aedd2M

・Umeeå大学(スウェーデン)講義「Japanese Wooden Construction Technology」(平成21年3月)

・Lureå工科大(スウェーデン)講演「Big Frame for next Step」(平成20年5月)

・Växjö大学(スウェーデン)講演「Big Frame」(平成20年4月)

・Seminarium inom Nationella Träbyggnadsstrategin, Bygg stort(スウェーデン)(平成20年2月)

・EU_Japan建築木材専門家会議 日本側代表団の木質構造専門家として参加(ベルギー ブリュッセルEU本部)(平成19年9月)

・Lureå工科大(スウェーデン)講演「Big Frame」(平成19年6月)

・Seminarium Rotary Skellefteå(スウェーデン)講演「Big Frame」(平成19年6月)

・IUC convention 講演「Ett japanskt byggsystem i trä för höghusbyggande」(平成19年5月)

・明治大学 講演「大学院進学を意識付ける講演会」(平成18年12月)

非常勤講師


平成18年03月 ウィーン工科大学 客員講師(至平成21年10月)

平成18年07月 東京工業大学 非常勤講師(至平成19年03月)

平成21年10月 ウィーン工科大学 客員教授(至平成23年03月)

平成22年04月 東京工業大学 非常勤講師(至平成23年03月)

平成23年09月 東京理科大学 非常勤講師(至現在)

これまでの教育履歴の概要


主に3つの大学(東京理科大学、東京工業大学、ウィーン工科大学)で科目を担当。
1)東京理科大学 非常勤講師
 平成23年度より至現在 担当科目 木質構造

2)東京工業大学 非常勤講師
 スウェーデン王立SP技術研究所赴任の前年(平成18年度)と帰国後の本年(平成22年度)に担当
 平成18年度 担当科目 木質梁勝ち構法の研究開発
 平成22年度 担当科目 北欧スウェーデンとの木質構造技術コラボレーション

3)ウィーン工科大学 Mscマスターコース科目Urban Woodを担当
 木質構造による都市型中高層建築の実現を目指した内容。例年7月に集中講義として実施。
 平成18年3月より平成21年10月 Guest Lecture(客員講師)
 平成21年10月より至現在    Guest Professor(客員教授)

明治大学との共同研究を実施する傍ら、例年学生の卒業論文および修士論文の指導を実施。
またスウェーデン赴任中は、現地研究所で2007年に明治大学の大学院生を、2008年に東京工業大学の大学院生を短期留学生として受け入れ、実験及び研究指導を実施。2009年はドイツのローゼンハイム大学からの留学生を研究プロジェクトに受入れ半年間卒業論文を指導。その他、スウェーデン赴任中にLureå工科大学、Umeeå大学、Växjö大学での講義を通して学生教育の寄与。

また、日本建築学会の木質構造教育プログラム策定小委員会(平成16年4月~平成21年3月)では幹事として大学・専門学校向けの木質構造用教材(第一期では製本版を第二期ではWeb版)を作成。
一級建築士の資格取得支援機関である国家資格研修センターでも構造科目の講師を担当。

(C) NasuLab.