埼玉医科大学社会医学助教 彩の国思春期研究会西部支部会長の高橋幸子先生はSAIPEの一員でもあります。
講演ではSAIPEの紹介・女子栄養大学学生サークルたんぽぽによるロールプレイの実演、養護教諭の先生方から保護者に伝えてほしい「家庭でできる性教育」、小・中・高校の切れ目ない性教育について伺いました。最後に「思春期の健やかな成長」という目的をめざして医療・学校・他の多職種が連携しましょうというお話がありました。「ひとりの例外もないいのちの話」としてさら助産院のあき助産師からもお話をいただき、あたたかい時間になりました。
SAIPEの「彩の国連携力育成プロジェクト」の一環として参加した埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科2年今野杏さんの感想(一部抜粋)です。
「私自身も中学生の時に保健室の先生の性教育講座を聞く機会がありましたが、なんとなく恥ずかしいし、男子は笑ってるし、早く終わってほしいなあと感じた記憶があります。でも今回のお話を聞いて、自分の体を守るために教えなければならないことだし、うまく教えることができれば命が生まれることの尊さを感じてもらえるんだと思いました。助産師になりたいという思いが強くなりました。」