平成28年10月15日（土）、彩の国連携力育成プロジェクト共同学習事業・映画『みんなの学校』上映会を日本工業大学W2棟にて開催しました。
『みんなの学校』は特別支援の対象となる子供もそれ以外の子も一緒に学ぶ大阪市立大空小学校を舞台としたドキュメンタリー映画です（2014年制作）。大空小学校では日々、様々な困難が発生しますが、児童、教職員、保護者、地域住民がみんなで向き合い、乗りこえていきます。その過程で著しく成長する子供たちの姿が感動的に描かれています。参加した連携大学の学生・教員総勢12名も徐々に話しに引き込まれ、心打たれた様子でした。
映画鑑賞の後は、日本工業大学の学生が中心となって準備したスープとパンを食べながら、意見交換を行いました。
異なる分野で学びながら、人の暮らしに寄り添い、支えようとする連携大学の学生・教員は、『みんなの学校』から共通の関心事を多く見出したようです。参加者はそれぞれ、「すべての子供に居場所のある学校」をめざす大空小学校の営みから、互いの存在を認め合う関係や、全ての人に居場所のある社会の醸成に向けてよいヒントを得たようでした。
少人数ではありましたが、その分、意見交換を深めることができ、連携大学の学生・教員の学びと交流の機会として有意義なものとなりました。
